はじめに
忙しい人は時間の使い方が上手です。
いわゆる、スキマ時間を上手に利用しています。
むしろ、スキマ時間を作る努力をしています。
通勤時間は、スキマ時間の最たるものではないでしょうか。
そんな個人的に感じている、通勤時間の使い方を書いてみようと思います。
職場からの距離はどのように決めるか
職場からの距離が近すぎると、仕事とプライベートの切り替えがうまくいかないという人もいると思います。
ただし、時間という観点からは近ければ近いほど良いということになります。
仕事の時間が8時間とします。
1日の3分の1になります。
通常、残業などもあるので、前後1時間として10時間とします。
1日の残り時間は、14時間になります。
さらに、通勤の時間もあります。
都心への通勤ですと、1時間程度の通勤時間はそう珍しくありません。
2時間として、仕事以外の時間は12時間です。
睡眠時間が、8時間として残り4時間しかありません。
入浴や食事、洗濯や食器洗いなども含めると、自由に使える時間は2時間程度でしょうか。
テレビやインターネットで、2時間なんてすぐに過ぎてしまいます。
通勤
通勤に関しては、特に都心部ではドーナツ化現象が顕著です。
これは、日中は都心に人が移動し、夜間は都心から郊外に人が一気に移動する現象です。
ということは、満員電車での通勤になります。
なぜ郊外に住むのかといえば、ほとんどの人はお金と家庭のバランスを考慮して、そのような決断に至るのだと思います。
しかも、郊外に夢のマイホームを購入してしまえば、簡単に移動（引越し）することも困難になります。
この2時間の通勤時間をどのように利用するかは、お金と一緒で個人の使い方次第でいかようにもなります。
例えば、読書であれば、少なめの分量の本でしたら1冊読めてしまいます。
論文も同じく、少なくとも1つは読めるでしょう。
これを毎日繰り返せば、1ヶ月20日計算で、年間240日になります。
1日2時間の通勤として、年間480時間の自由な時間の使い方ができるようになります。
しかも、電車のなかではやることが無いただの移動の時間なので、有益な時間のつかい方が可能になります。
都心か郊外か
住む場所は、部屋が狭くても都心部、というか職場の近くが良いでしょう。
職場が都心部ではない場合は、むしろ時間の無駄になる可能性もあります。
ただし、職場が郊外で自宅が都心部にあるということは、いろんなメリットもあります。
人の動きは、日中は郊外から都心部ですので、人と逆の動きをすることで、上り電車と比較すると空いています。
満員電車からの解放は、いろんな利点があります。
感染のリスクもそうですし、パーソナルスペースが確保できることで読書をはじめとした、自己学習の機会を作ることができます。
もし座って通勤することができれば、運転手付きの乗り物で移動しているようなものです。
ミニマリストになる
狭い部屋であれば、物理的に部屋に入る量が減ります。
大きな部屋であれば、スベースがあるので、ついものが増えがちになります。
ものが増えるということは、決断しなければならないことが増えます。
例えば、その日着るための服選びもそうです。
ある実験では、スーパーでの同一商品のバリエーションを増やしすぎた事で、売り上げが落ちたという結果もあるようです。
増やしすぎると、個人によりマッチした味の選択ができるようになると思われがちですが、多すぎると決断するのに余計な能力を使うことで疲れてしまいます。
例えば、来ていく服が3着しかそもそもなければ、3着の中から組み合わせを考えるだけなので、決断も早くなりますし、余計な能力を使う必要もなくなります。
また、捜し物の時間は積もり積もると膨大になります。
1日5分だとしても、年間だとx365なので、無視できない時間になります。
副業という選択も
最近は、インターネット社会であり、自分の体を動かさなくても、何かを生み出す事で副業としての収入がえられます。
当然副業ですので、お小遣い程度の稼ぎが得られればよいので、まずは少額からでも稼ぐことを意識することは良いことだと思います。
簡単にできそうな副業でしたら、ブログやYouTubeなどがあります。
最初は、全く収益にならなかったとしても、なぜ収益にならないのかを分析しカイゼンすることで、変わってくる可能性は十分にあります。
これは、本業においても同様です。
本業の仕事がうまくいかない場合は、何か原因があるはずです。
強みを伸ばし、弱みもカイゼンできそうであれば、介入を行います。
もっぱら、副業に関しては、強みを伸ばすことだけを考えれば良い気がします。
まとめ
通勤時間は、スキマ時間の最たるものです。
振り返ると自由に使える時間が少ないです。
1日のうちに、自分のために使える時間を意図的に捻出することが大事。
毎日の繰り返しは、年間や数年ー数十年の単位では、その差は膨大なものとなる。
副業などお金になるための、趣味はアウトプットにもなりおすすめ。
