結論
- 現金を持っていて良いことは、たぶんない
- 硬貨の換金(両替)にもお金がかかる
- 物理的(場所的)コストもかかる
そもそも小銭は必要?
結論としては、不要だと考えています。
そもそも、クレジットカード決済をはじめ、他の電子マネーも多く利用することが可能となっています。
そして、現金以外での支払いには、ポイントなどが加算されます。
つまり、これらの支払いを行わないということは、マネーリテラシーの問題といえるかもしれません。
最初に使い始めるまでの壁は大きいかもしれませんが、一度使ってしまえば便利なことこの上ないです。
スマートフォンを利用した決済の場合、欠点としては電池切れやシステム障害の際に使えないとう問題はあります。
とはいえ、殆どの場合は問題なく利用できます。
つまり、このようなシステム障害の際には、現金を持ち歩く必要がありますが、極めて有事の際ですので、普段気にすることはないでしょう。
500円玉貯金
はるか昔、殆どの支払いは現金だった頃、500円玉を貯め始めました。
例えば、730円のものを購入した場合、1230円を出して500円のお釣りを500円玉でワンコインでもらうというものです。
その500円を貯めることで、100万円になるという貯金箱がありました。
今もあると思います。
小銭って、1つ1つはそんな気にならないほどの重量ですが、増えてくるととても重たいです。
わたしが今回集めた500円玉は、貯金箱込みで7.9kgでした。
結構貯めたつもりでしたが、いざ開けてみると半分ほどしか溜まっていませんでした。
最初、年代別に何年の500円玉が多いか重ねてみましたが、50枚ほどで断念しました。
結局、いくらたまったのか10枚づつ重ねていきました。
目標の半分とはいえ、結構な量です。
結果としては、54万円でした。
目標の半分とはいえ、すごい額です。
この大量の500円玉をどうするか
大量硬貨の両替は、近年お金がかかるようになってきました。
大手銀行をはじめ、郵便局でも同様です。
わたしの場合は、みずほ銀行のATMで預けることにしました。
2021年11月時点では、みずほ銀行のATMから硬貨を預けると100枚までは無料でした。
500x100ですので、1回に5万円です。
つまり、これを10回繰り返す必要があります。
ATMが沢山並んでいるところで、預け入れを行いましたが、1回1回の時間が結構かかります。
4回ほど行ったところで、人が増えてきましたので1回やめました。
それを何度か繰り返し、1日がかりで預け入れに成功しました。
結局、このような1日がかりで行うということは、相当な時間的ロスを行っているということです。
ということで、現代では500円玉貯金をはじめ、硬貨の貯金はおすすめしません。
コインの貯金は欠点だらけ
まず、場所代です。
それなりにかさみますし、重さもかさみます。
つぎに、インフレです。
お金の価値は、物価の上昇に伴い減っていきます。
昔は、1円あれば大金だったかもしれませんが、現代では1円で買えるものは殆どありません。
他には、流動性の問題です。
換金してすぐに使うことができません。
これは、ある意味利点かもしれませんが、欠点でもあります。
盗難のリスクも当然あります。
貯金箱ごと盗難されれば、それでおしまいです。
あとは、先に書いたように換金にかなり手間がかかります。
ざっと、こんな感じでしょうか。
結局、いままで割と大事にコツコツ貯金してきましたが、ここ5年ほどは現金自体をほとんど使う機会がありませんでしたので、終了して晴れ晴れした気分です。
まとめ
- 現金、それも小銭を貯金する利点は殆どない
- 極力、現金を使わない生活はマネーリテラシーへの第一歩
- 小銭がどうしても出る場合は、ATM手数料無料の範囲内(みずほ銀行なら100枚まで)で適宜預ける