結論
メガネのグラス交換は、信頼できるところで
プロでも失敗することを経験しました
レイバンサングラス
サングラスの代表とも言える、レイバンです。
わたしのモデルは、レイバン RB2140Aというモデルのようです。
現在では既に販売されていなそうで、ネットで探してはみたものの全く同じものはパット見なさそうです。
何故か知りませんが、左側のグラスが割れていて交換することにしました。
おそらく、子供のいたずらなんじゃないかと思っていますが、真相は闇の中です。
ちなみにこのサングラスは、思い出の品でして、貰い物です。
近所の眼鏡屋さんへ
近所の眼鏡屋さんに持ち込むと、色々調べてくださり、適合するグラスがあったようでした。
結構古いし、製造中止になっているので、探すのにも多少苦労したようでした。
値段は、1セットで約6000円とのことで約3週間まちでお願いしてきました。
なかなか連絡がないなか、ようやく1ヶ月以上経過して連絡がありました。
なんだか、フレームが歪んでしまってホニャララということでした。
サングラスを取りに行くと
グラスは一見しっかりはまっていました。
けれども、(写真では分かりづらいですが)よく見るとフレームはぐにゃぐにゃで(赤枠で囲んだ箇所)、内側はフレームが割れていました。
当然、「お代は結構です」ということでしたが、正直これでは使いもになりません。
使えるんですが、気持ちの問題でして・・
プロフェッショナルとして
職業にはいろんな職業があります。
眼鏡屋さんは、メガネの修理や販売で生計を立てています。
メガネでお金をもらうということは、それなりの技術代を顧客に請求していることになります。
結局仕上がりは、自分でやって破損したほうがマシだったという程の出来上がりです。
当然、古いフレームでしたので難しかったのかもしれません。
けれども、古いから失敗してもよいというものでもありません。
ましてや、古いからこそ慎重に行うべきで、Difficultな場合であればそれだけ難しいということを事前に伝えてから行うべきです。
とはいえ、沢山のメガネがあり、どれがDifficultなケースなのかは素人には検討がつきません。
プロフェッショナルの場合は、別です。
素人とは比較にならないほどのメガネを見ているからこそ、Difficultケースが存在することは容易に察知可能なはずです。
Sheared decision making(SDM)
シェアードデシジョンメーキングとは、医療現場で使われます。
顧客である患者さんと、プロフェッショナルである医療者が双方に議論して最良の着地点を見出すようなイメージです。
以前の医療者ー患者関係は、パターナリズムといって、医者の父権主義が台頭していました。
ところが、最近ではこのSDMというのが基本的な形となっています。
これは、ものを販売する人と顧客との関係でも同様です。
つまり、プロフェッショナルである眼鏡屋さんは、メガネの素人であるわたしに対して、通常の意見を提供した。
その結果、説明されていない事象が生じてしまったということです。
医療の場合は、以前にリスクばかりを説明されますが、眼鏡の場合は代用もあるからなのか知りませんが、説明はありませんでした。
もっとも、リスクを説明するのがSDMではなく、専門家のおすすめに合意形成するという方がSDMの考え方に近いかもしれません。
改めて、どのような世界でもSDMの概念は重要であると認識しました。
手術が失敗したら、沢山の人間の中の一人ではなく、一人の大切な人です。
モノの場合は、命よりも当然軽視されるのは仕方ありませんが、大事なものであることに変わりありません。
自戒を込めて、どうか真摯に向き合ってほしいと思った出来事でした。
まとめ
レイバンサングラスのレンズ交換に失敗しました
プロフェッショナルであるはずの、眼鏡屋さんが失敗したので、プロとしてどうなのかなと思います
プロフェッショナルである以上は、事前の失敗の確率の見積もりなどもできるはず