結論
ハイラックスは,ファミリーで使うには少し狭いかも
5m40cm弱の全長は,駐車場を選ぶ
1ナンバーのため,高速代が割高
ハイラックス
車の買い替えを検討し,TESLA熱も少し冷めた頃にYoutubeでハイラックスを見ました.
ハイラックスは,ピックアップトラックに分類され,特に米国ではとても人気があるようです.
米国でのピックアップトラックは,タンドラ,タコマといった高級車があります.
ただ,日本で乗るにはどちらもとても大きいです.
これらのピックアップトラックは,米国で人気かつ長距離走行しても頑丈だということもあり人気なようです.
ハイラックスやランドクルーザーは世界のTOYOTAが作る車です.
砂漠や紛争地域でも活躍しています.
なぜそのような過酷な環境で人気なのかと言うと,耐久性にあるようです.
一言で頑丈なので,壊れにくいということはそれだけ命に直結するシチュエーションではとても重要になります.
紛争地域のピックアップトラックには,後ろに大きくTOYOTAの文字が書かれています.
これは,ルイヴィトンなどと同じく,TOYOTAが1つのステータスブランドになっているという表れでもあります.
ハイラックスは日本車?
日本で正式に販売されている,唯一のピックアップトラックでした.
最近は,三菱のトライトンもピックアップトラックの販売を開始しました.
つまり,トライトンが出るまではハイラックスが唯一の日本のディーラーで購入可能なピックアップトラックだったということになります.
ハイラックスは一時期,日本での販売を休止していました.
現行のハイラックスになり,日本での販売も開始されています.
これは,仕事で使う人などからの要望もあったようですが,結果的には機能よりもファッションとして乗っている人のほうが多いと思います.
ハイラックスはタイで作られ,日本に輸入されています.
日本車なのですが,生産国はタイという少し複雑です.
サイズは多くの日本車よりも,かなり長く作られています.
一般的な乗用車は,たいてい5mに収まる範囲ですが,ハイラックスの場合は5m40cm弱あります.
つまり5m枠で作られた駐車場から,約40cm飛び出ることになります.
それでも,デザインとしてかっこいい(と思っている人)人は頑張って乗っています.
幅は,1855mmなので幅は普通サイズといえます(一般グレードの場合,).
一番はやはり,長さが長いということが所有するうえでは問題になりそうです.
逆に言うと,その長さがあるので荷室とフロント部分に余裕をもたせることができるので,バランスの良いデザインにできるのでしょう.
なんでハイラックスなのか
これは,特に理由は無いですね.
荷台が必ず必要な訳でも無いですし,
4WDのなかでも,悪路走破性に優れたモデルである必要もありません.
日本でピックアップトラックに乗っている方は,よく荷台荷何を乗せているのですか?と聞かれるそうです.
特に乗せるものは無いけど,夢を乗せているらしいです.
デザインに惹かれてしまうというのは,よくわかります.
ただ,家族がいる方にとっては,特に後部座席は狭くなりますので不評かもしれません.
ハイラックスの利点
まずは見た目ですね.
どの車でも同様ですが,内装に惹かれるというよりは外観のインプレッションを最も重要視するのではないでしょうか.
そこから,自分の環境を客観視(メタ認知)し,この車でホントに良いのかを考えるはずです.
お金のある人は,少し高価な買い物程度の認識かもしれませんが,一般人にとってはとても高価な買い物になりますので慎重な選択にならざるを得ません(特に車好きの方).
次に荷台の広さでしょうか.
キャンプや大きめの荷物を運んだりする際には,重宝するでしょう.
とはいえ,雨風にさらされますので多くの方は,トノカバーといって荷台のカバーを付けて対応しています.
他には,悪路走破性です.
どんな悪路でも,ランドクルーザなどに続く悪路走破性があります.
とはいえ,普通の方は行ったとしてもぬかるんだ道程度ですので,4WDが必要になるシチュエーションは殆ど無いでしょう.
雪道では4WDを使用しますが,いわゆるデフロックという片輪が空転しても進めるようなシステムまでは必要無いことがほとんどでしょう.
一言でまとめると,スーパーカーと同じです.
300Km出ようが,悪路走破性が高かろうが,普段の生活では法定速度で走りますし,普通の道にはデフロックが必要なシチュエーションは皆無と言えます.
ハイラックスのデメリット
これは先に書いたとおりです.
デカい.
これは,逆にメリットにもなりますが.,一般道で必要かと言われると微妙でしょうか.
デカいということは,最小回転半径も広くなります.
つまり,小回りが効きません.
他には,後部座席の狭さ.
とても車中泊などはできません.
荷台はトノカバーをつけると,そこまで広くはなくなります.
ディーラーへ見学
近くのディーラーにハイラックスGRが手頃な値段であったので,見に行きました.
当初は買う気まんまんだったのですが,家族で乗ってみると割と狭いことに気づきました.
そして不評だったのが,荷台が濡れるということでした.
キャノピーといって,荷台の上に被せるタイプの大きなカバーがあります.
重さはモノによりますが,100kg超えの本格タイプのものです.
キャノピーをつけるなら100歩譲って,良いよ,と言ってくれましたがそれでも狭く足も伸ばせないのは不満だったようです.
結局家族の賛同も得られず,他の車も検討してみることとなりました.
まとめ
ハイラックスは,ファミリーカーとしてはちょっと使いづらい(かも)
かっこよさだけなら,ぜひとも購入したい
1ナンバーのため,高速道路代の割増などデメリット面も気になるところ