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【読書】武器としての書く技術 イケダハヤト著

10/11/2020

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本書の冒頭では、自己紹介として、月50万円を書くことにより稼いでいる26歳と書かれています。
わたしも、ブログをはじめてからこの方の存在を知りましたが、その世界では大変有名な方です。

文章を伝えるために

何を伝えたいか
まず箇条書きに
流れを考え
具体例を交えつつ
伝わる文章に味付けしていく

本書より改変引用

著者である、イケダ氏は冒頭でこのように述べています。
沢山文章を書いたとしても、特にブログの場合は、読まれることで意味を成します。

まずは、この鉄則に従って書いていくのが良さそうです。
わたしもこうやってブログを書いていますが、イケダ氏に添削してもらうと9割以上赤字になって返ってきそうです。

大学院の頃の論文添削もそんな感じでしたので、批判的に添削されることには慣れました。
ただ、意味のわからない添削を受けると、モヤッとするのは皆さん同じだと思います。
少なくとも添削される側としては、全てを受け入れる姿勢で望むのですが、時々ホントに意味のわからない指摘をしてくる方がいらっしゃるので、そんなときは受け流すようにしています。

とはいえ、アカデミックの場合は、アカハラ(アカデミック・ハラスメント)という言葉が存在するくらいですので、担当教授の意見は重要です。
そうならないように、大学院進学の場合は教授と目指すべき研究テーマや思想が同じであることを客員んしておくことは、最低限行うべきマナーと言えるかもしれません。

読まれない文章

文章が長い、一文が長い
同じ語尾が続く
抽象的すぎる
私的すぎる
だと思います、気がしますが多すぎる
多方面に気を使いすぎて何が言いたいかわからない
真面目で優等生な文章
最期まで読まないと結論がわからない
そもそも内容がつまらない

本書より改変引用

次にこれも、冒頭ですがイケダ氏はこのように述べています。
これ、ホントに頭が痛いと言うか、わたし自身の文章がこんな感じですので、そろそろ見直すべきなのだと感じています。

文章がながい

文章が長くても、リーダビリティに溢れたものであれば、まだ良いのですがそうでない場合は最期まで読まれることはないと思います。
わたし自身もそうですが、興味深い内容であってもブログのばあいはずーとスクロールしなければいけませんので、そもそも読みづらいです。
これは、パソコンやタブレットやスマートフォンなど、よむデバイスを選びません。

そのため、ブログを書籍として出版されたものが、よく巷では出回っています。
書籍だと、長い文章が普通なので苦痛なく読めますので、内容は同じでも書籍として購入することがよくあります。

同じ語尾が続く

わたしも、これは自覚しています。
思いますなどが、続くことが多いです。
つい思いますを多様してしまうのは、医療系の癖のようなものかもしれません。

断定はできないが、高い確率でそのように感じている場合は、思いますなどの表現を多用してしまいます。
読者としては、ある程度断定してもらったほうが読みやすいのは確かです。

患者さんも同じく、大丈夫ですと言ってもらったほうがホントは良いのかもしれません。

多方面に気を使いすぎて何が言いたいかわからない

これもよくあります。
特に医療系の場合ですと、外科や整形外科などにコンサルトする機会もあります。
患者さんが重症であればあるほど、他の診療科の力を借りることで患者さんをレスキューする事に繋がります。

しかし、時々検討違いのことを言っている場合があります。
けれども、そのあたりはある程度相手を立てつつ、最も良い方法を選択する事になります。
そんなときには、結局どうしたいの、ということにつながってくる可能性があります。

多方面が絡んだとしても、やるべき事は明確に提示することで、全体をうまく構築する事が必要です。

おわりに

今回紹介した内容は、本書の冒頭のごく一部ですが、そこだけでも沢山のTipsが落ちています。
わたしのように、ブログを書いている方はとても参考になるものだとは思いますが、似通った文章になる可能性も秘めています。
とにかく、自分の成績(PV)が伸びないようであれば、一度本書の通りに文章を書いてみると反応が良くなるかもしれません。

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  • この記事を書いた人

R-NURSE

関東地方の総合病院で働いている、臨床看護師です。救急系の集中治療室を経て、現在総合診療内科勤務です。診断とか研究とか、投資とか興味は色々です。

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