結論
食物繊維が不足しがちな現代人にとっての、サプリメント
腸内の善玉菌の餌にもなり、便秘改善効果もある
効果は人によるので、試してみるのはあり
イヌリンとは
イヌリンとは、水様性の食物繊維らしいです。
詳しいことはよくわかりませんが、ダイエットや便秘さらには腸内環境を整える作用もあるようです。
個人的には、実際に使ってみて効果は微妙な感じでした。
むしろ、お腹が張るような感じになりますので、効果は個人差があるところだと感じています。
脳腸相関
腸は第2の脳とも言われます。
脳は実際に体から色々な司令を受けて、腸を動かしたり休めたりしています。
その最たるものが、交感神経と副交感神経です。
交感神経
交感神経は、腸にとっては蠕動と言って腸の動きを弱める作用があります。
交感神経は、怒っている時などに出る神経です。
怒っている時、例えば獣と戦っている最中に、トイレに行くようでは獣に襲われてしまいます。
そのため、獣と戦っている最中はトイレに行かなくても済むように、体は作用しています。
副交感神経
一方、副交感神経は交感神経とは逆の作用なので、腸を動かすような割とリラックスしている時に出される神経です。
朝起きて食べ物を食べると、大蠕動といって腸がより蠕動を促進します。
そのため、朝に排便がある人が多いはずですし、それが生理的とも言えます。
便秘は色々な原因によって起こります。
便秘
便秘が高度になると、死に至る可能性もある腸閉塞の可能性すらあります。
といっても、通常の便秘で腸閉塞になることが普通ありません。
便秘の要因は、先に書いたように神経バランスの乱れがあります。
ストレスと感じると、交感神経が働きっぱなしになり、便秘になります。
実際に交感神経が過剰に出されるような病気のきっかけが、高血圧や便秘だったりします。
腸内細菌
他には、腸内細菌の問題もあります。
腸内には、数え切れないほどの細菌が存在します。
例えば抗菌薬を使用すると、これらの細菌の多くは死滅してしまいます。
その結果、下痢や便秘になります。
ひどいと、重症の大腸炎などを起こすことがあります。
このあたりは、腸内細菌の乱れによる重症疾患の代表といえます。
便秘の原因には癌もある
他の便秘の原因は、腫瘍があります。
殆どは大腸癌です。
大腸は大きく5つのパートに分けられています。
うえ・よこ・した・S字・直腸です。
大腸は横~下の大腸に行くに従って形のある便になります。
すなわち、便秘を起こす大腸がんの代表は、直腸やS字が多いとされています。
さすがに便秘の原因になる大腸癌の場合は、手術になることが多いと思います。
大腸癌の場合は、便潜血検査で陽性なら大腸内視鏡検査という流れが一般的です。
ある一定の年齢になれば、検診をおこないますので検診は大腸癌に関しては有用と言えるでしょう。
実際に使ってみて
粉のタイプが多いです。
例えば、その粉をいろんな食材に混ぜて食べることで血糖値の上昇を緩やかにしたりします。
イヌリンは食物繊維なので、そのまま腸を通って排泄されます。
食物繊維は不足がちですので、イヌリンのようなサプリメントとして使用するのは合理的と言えます。
個人の感想としては、あまり効果はなかったように思います。
ただ、当然個人差がありますので使って見る価値は十分にあります。
個人的な感想としては、お腹が張るような感じがありました。
善玉菌の餌になるようなので、活発に活動した結果なのかもしれません。
味も多分しないので、何かに混ぜて試してみると良いと思います。
わたしの場合は、プロテインやヨーグルトにかけて食べていました。
味はしないので、全く気にはなりません。
まとめ
イヌリンは、食物繊維なのでサプリメントとして摂取
ただし、当然個人差があるので下痢になる人もいれば、お腹が張るなどの副作用が出る場合もある
悪くは無いはずなので、問題なければ続けてみてもよいかも