目次
結論
- 住む場所は、自分を変えるための第一歩
- 職場も同じ
- 職場に与えられるのではなく、自分が変わる事の方が重要
リベ大の動画@Youtube
リベ大とは、リベラルアーツ大学というYoutubeチャンネルを運営されている両学長という方のコンテンツです。
そもそも、リベラルアーツとは個人的にも非常に重要なものであると感じています。
というのも、リベラルアーツは基礎的な在り方であるのに対し、勉強や仕事のための知識とかはアドバンスドなものになるからです。
なぜ、仕事のための勉強は生きていくために必要なものであるにも関わらず、アドバンスドなのでしょうか。
仕事の多くは協働
仕事を全くの個人で行うという人はいません。
というのも、仕事というものは需要と供給があって成立するものだからです。
一人で仕事をしていても、それは仕事ではなく、単なる趣味である可能性が高いです。
でも、私は自宅のパソコンの前でブログを書いて収益にしていますよ、という人がいるかも知れません。
よく考えてください、ブログの収益が入るということはそこには読者がいるということです。
つまり、人という個体・単体ではなく、主体なのです。
主体的と自主的はこのあたりが異なります。
主体性と自主性
自主的に何かを行うということは、一見良いように思います。
しかし、自主的に何かを行ったとしても、それは自分の満足で終わってしまいます。
他者がある場合は、主体的であるということが必要になります。
よって、ブログを書いていたとしても、それは自主的に書いているのかもしれませんが、収益を挙げている時点で主体的なのです。
主体的とは成果
リーダシップとは成果である、とわたしは常々申し上げております。
いくらかっこよく人を引っ張っていって仕事をしているように見えても、その成果を提示できない場合は、リーダシップとは呼べません。
例えば、看護師の場合はリーダーと呼ばれる役割があります。
リーダーはリーダシップが必要ですが、多くの看護師が勘違いしているのが、人を動かすということについてです。
人は、てこでも動きません。
これは、北風と太陽という童謡がしっくりきます。
北風はビュンビュン風を送りますが、おじさんはコートを脱ぎません。
けれども、太陽は日差しにより、おじさんのコートを脱がせます。
つまり、自分の考えを改めるところから始めることが必要ということになります。
他者のせいにしない
多くの人は、自分の給与が安いのは、環境のせいだと思っています。
例えば、上司が悪い、社長が悪い、先輩が悪いといった具合です。
他者が悪いということは、自分自身は悪くないというロジックが成立していまいます。
こうなってしまうと、自分自身の考えを改める事が困難になってしまいます。
この状態が、北風と太陽での北風の状態です。
その矛先を収め自分に向ける
矛先が常に他者に向いていると、悪いのは全部他者になります。
客観的にみれば、自分自身が悪いことであっても、言い訳をして可能な限り悪くない様にするにはどうすればよいかを考えることになります。
その時は、一旦その矛先を自分に向けてみることをおすすめします。
そうすることで、自分の何が悪かったのかを分析し、次回に活かすことが可能となるかもしれません。
この状態を、内省と言います。
とはいえ、環境は重要
先に書いた、リベ大の動画では、住む場所で給与が変わる可能性があることについて、述べています。
例に挙げられていたのは、シアトルの高卒の方が、デトロイトの大卒よりも給与が良いということでした。
これは、当然ですがインテリジェンスの高い人は、そこに集まるというのが1つあるでしょう。
もう1つは何かを目指してそこに集まることで、インテリジェンスの高い人材が育つということにもなります。
本来、職場においてもこの理路は成立するはずです。
病院の場合
病院でも、有名研修病院というところがあります。
例えば、聖路加国際病院などはその代表とも言えます。
聖路加には、沢山の優秀な人財が集まると言われています。
これは、優秀な人財が優秀な人財を引き寄せているというのが1つあります。
いわゆる、マグネット効果というものです。
こういった病院では、良い意味で競争の原理が働き、さらに活性化する方向に働きます。
看護師の場合
看護師の話が出るときは、わたしの場合はだいたい悪い話になってしまいます。
看護師の多くは、矛先を他者に向けています。
そして、教えるのが大抵下手です。
そして、その場で解決しようとしませんので、業務時間は長引く一方です。
自分の知識を最大限提示することで、業務をスムーズにすることができれば、業務は時間内に終わるはずです。
しかしその状況は、上層部が悪いとかそういう話に持っていきます。
自分は悪くない、と思っている時点で、それ以上は成長できません。
腐ったりんご理論
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏は、AppleはAチーム(極めて優秀な人財)ばかりを集めていたといいます。
腐ったりんご理論です。
箱の中に腐ったりんごが1個あれば、その効果は周囲のりんごにも影響を及ぼします。
結果的に、沢山のりんごを腐らせることに繋がります。
そのため、AチームにCチームの人材が加わることを、徹底的に嫌っていたようです。
まとめ
- 住む場所は重要
- 職場の選定も重要だが、それ以上に重要なのは自分が変わること