独り言

大谷翔平選手から学ぶイノベーション

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結論

  • 人種は関係ない
  • 常識は覆すためにある
  • 一度崩れた常識は、陳腐化する
  • 陳腐化した中で、稀有な存在となることを目指す

大谷翔平選手

わたしは、野球のことは詳しくないのですが、大谷選手がすごいということはよく分かります。

野球の世界では、長らくピッチャーは打席に立つものの打たなくてもよいという認識でした。

ピッチャーが打席に立つ必要があるかどうかは、リーグの規定などで異なるようです。

大谷選手のすごいところは、ピッチャーでもバッターでも超一流であるということです。

これは、医療の世界では基礎系のトップジャーナルである、Science、Nature、Cellなどに筆頭著者として掲載し、さらに臨床系のトップジャーナルである、NEJM、JAMA、Lancetにも、筆頭著者として、掲載されているようなものです。

さらには、内科の知識も豊富かつ、外科の手術も脳神経外科と心臓外科それぞれの領域において、トップの成績を残しているようなものといえます。

とにかくすごい選手が出てきたということに加え、それが日本人であるということがまた、好意的に捉えられるのではないでしょうか。

なぜ二刀流がまかり通ったのか

二刀流とは、ここではピッチャーとバッターそれぞれで、トップを目指すということです。

宮本武蔵は二刀流ということで有名です。

そもそも、刀は1本のほうが振りやすいですし、2本使おうとは通常思わないでしょう。

2本の刀を使いこなせないのは、包丁を2本同時に使わないのと同じです。

包丁は通常、1本の方が使いやすいですが、時と場合と洗練具合によっては、2本使ったほうが効率的である場合もあるかもしれません。

これは、単純に切るものが倍に増えるということですので、場合によっては2倍の効果を示すことも可能になるかもしれません。

とはいえ、それは通常机上の空論に過ぎません。

何故か?

それは、だれも二刀流というモノの発想があったとしても、それを実践しようとは思わないからです。

実践しようとしない理由はいくつかあります。

まずは、パラシュートなしでのダイビングでの死亡率を検証した研究があることからもわかるように、空高く飛んでいる飛行機からのパラシュートなしでのダイビングは、イコール死を意味します。

ところが、1mの高さからの止まっている飛行機からのダイビングの場合は、特に問題なく生還することが可能です。

一見このような研究を行うことは、馬鹿げたことなのかもしれませんが、大事なのは枠にとらわれない考え方が重要になります。

iPhoneに代表されるイノベーションは、このように枠にとらわれない考え方ができたからこそ、なし得た発明であると言えます。

iPhoneを現代から考察すると、携帯電話とタブレットの掛け合わせなどと簡単に思いつきますが、最初に発想し、それを作り上げることがブルーオーシャンであることは分かっていてもなかなか実践することは難しいと言えるでしょう。

表題に戻ると、大谷選手の二刀流が何故まかり通ったのかと言われると、全てはマネージャーにあります。

つまり、監督の意思決定です。

監督は、責任を取るという一方で、成績を残せなかった場合の責任も背負うことになります。

プロフェッショナルの世界というのは、安易に監督の考えだけで様々な新規のチャレンジというのは行いづらいといえます。

二刀流なんて、当時は馬鹿げているという人たちのほうが多かったように思います。

けれども蓋を開けてみると、十全な成果を残しています。

これでは誰も文句を言えません。

馬鹿げているというチャレンジであったとしても、結果を残せば誰も文句を言えません。

そのチャレンジを行うのは、マネージャーです。

マネージャーがマネージャーたる仕事を成し遂げた場合、組織としては成果を残すことになります。

歴史は繰り返さないために学ぶ

歴史は繰り返さないために学ぶというのも、学問の1つの目的です。

それでも、繰り返してしまいます。

戦争はその確たるものです。

多くの人々は戦争は良いこととは思っていませんが、有事の際には容認されがちです。

それは、米国の同時多発テロ事件に代表される人々の行動からも伺えます。

賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶという格言があります。

自分で経験できることは、ごくわずかな事象に過ぎません。

では、どこから学ぶのかと言うと、過去の経験であり、研究などの成果になります。

医療者の場合、自分はこんな経験をしたとかしていないという人がいますが、歴史からから学ぶことで、見たことのない病気も診断できますし、見たことのない病気も治療することが可能になります。

そういった、知識と経験を積み重ねることで、人として成長していけるような気がします。

まとめ

  • イノベーションにおいて、重要なのは世界で最初であること
  • 世界で最初ということは、導入には大きな障壁がのしかかる
  • つまり、マネージャーとしての力量が問われる
  • ある程度の勝算をもとに、新たなチャレンジを行わなければ成長はない
  • 例えば、100m10秒を切るタイムが出た後は、たくさん10秒を切る選手が出てきます
  • マラソンも、2時間を切る選手が出てくれば、多くの選手が2時間を切ることができるでしょう
  • マラソンや100m走の場合は、チャレンジを続ければよいですが、新規性を伴う二刀流に代表されるチャレンジは、マネージャーの影響が多大である
  • マネージャーの要望に答えることができた、ということが現在極めて稀有な存在である、大谷選手なのかもしれません

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  • この記事を書いた人

R-NURSE

関東地方の総合病院で働いている、臨床看護師です。救急系の集中治療室を経て、現在総合診療内科勤務です。診断とか研究とか、投資とか興味は色々です。

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